ニナは中国で考えた。

中国に身を置いてみて知った、日本のこと、自分のこと、中国のこと。
素敵な国・中国!親切な民族・中国人!っていうイメージを
保持したい人は読まないほうがいいです。
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停電!
 今朝、9時ごろ目を覚ましたら、いつの間にか部屋のエアコンが止まっていた。タイマーにしたっけなー、と思いながらトイレに行って、明かりを点けようとしたら、点かない。まただ。停電だ。ニナんちのトイレは外に面した窓がないので、昼間でも日光が入らないから暗い。しょうがないから、ルームメイトが起きてきて目撃されないかとちょっとヒヤヒヤしながら、ドアを全開にして用を足してたら、飼い猫が何事かと入ってきて目が合った(笑)。

 こういう、突然の停電ってよくあるのだ。もちろん、日本で停電がおきるってのはたいてい、嵐のせいとか、工事とかのせいであって、だから大体いつ停電がくるかって予測がつくもんだ。でも、中国だと電線の老朽化だとか、供電局の管理ミスだとか、電線が盗まれただとか(売っぱらう輩がいるらしい)のせいだから、自然災害よりたちが悪い。復旧までも毎度時間がかかる。今日の場合は9時にはすでに停電してて、午後3時半くらいになってやっとこさ回復した。

 で、停電の範囲も広範囲だ。マンションの建物一棟まるごと、なんてレベルじゃなくて、私の住んでる地区の1〜3ブロック、ひどい時にはもっと広範囲に停電しちゃう。コンビニも停電するから、飲み物は冷えないしアイスクリームは溶け始める。レストランも停電しちゃうから、仕事ができなくなって店員が椅子を店先に出して、ぼーっとしてる光景も良く見かける。私の住んでる地区はこういう停電がひどいときは月に2回くらい、忘れたころにやってくるから、停電状態ではなんの業務も出来ない、業務が出来ないのも困る銀行なんかは、自家発電機を用意していて、すぐに対応できるようにしてる。日本のお祭りに出る夜店なんかが使ってる、あのブンブン音のなる発電機だよ。あれ見ると、日本の夏祭りが懐かしくって。
 もちろん、そのブロックにある交通信号も停電しちゃうから、大きい道の交差点とかはもう大パニック。だからって交通警察が来て交通整理をするなんてこともしてくれないから、もう勘と度胸で道を渡るしかない。

 家にいたらいたで、停電しちゃうと、もう何も出来ない。プレステで遊ぶことも出来ない、テレビも見れない、パソコンも使えないからネットもできない。しょうがないから読書でもしようかな、なんて思っても、今度は暑い。夏の停電は本当にきつい。なにせ、扇風機もエアコンもつかないんだから、あとは古来からある方法……つまり水浴びで涼をとるしかないのだ。だから、水浴び→部屋に戻ってぐったり→また水浴び、を繰り返すのみ。こんなんじゃ埒があかないから、結局エアコンのある所に出かけることにする。とにかく近所はみんな停電中だから、なるべく遠くまで行かないといけない。それに、停電だっていつになったら直るかわからないから(最長記録は朝7時ごろから夜の7時すぎまで)、なるべくゆっくり時間がつぶせる場所がいい。こういう時、ネットカフェに行ってまったりしちゃうって選択もあるんだけど、それじゃ家にいるのとあんまりかわらないから、今日は彼氏を誘って繁華なところまで足を伸ばしてみた。

 そんで、日系スーパーに久しぶりに足を踏み入れたら、なんと新商品として骨ナシの鶏モモ肉が売っていた!(ただし美味しい皮が取り除かれていた。なんでだ!)と感動して、親子丼でしょ、照り焼きでしょ、チキンカレーでしょ、と日本食の夢がふくらんでしまい、買い置きぶんを含めて4パック大人買い。さらにさらに、私の大好物である森永ハイチュウが、ついに輸入じゃなくて中国製造のものが出たらしくて、元々7元だったのが3.5元とお安くなってる! いつのまに! ってことで、レモン味と青りんご味とブドウ味をまたまたまとめ買い。さらにさらに、味千ラーメンの4食入りも目に入っちゃって、もう急に日本食づいちゃった私がとまらなくって、それもお買い上げ。気づいたら100元近くの買い物をしていた。これは私の約3日分の食費に当たるから、レジでちょっと動揺したけど、とりあえず買った。

 こんな私の衝動買いはかわいいほうで、彼氏ときたら携帯電話を買い換えちゃった。まあ持ってる携帯が、画面はギリギリカラーだけど、着信音は16和音で、画面はプリクラサイズ、なんていう骨董みたいな4年選手の携帯で、それでもなんとか壊れもせずに使えてたから、ずっと買い換えずにきたんだけど、今日わりと安いくせにわりと新しい型のを店で見かけたら、もうそこに足がはまっちゃって、「うわー、これ画面がでかいよー」「ビデオも撮れるんだよ、すごいねー!」と感心しきり、ついにお小遣いはたいて買ってしまった。

 そんなこんなで、今日はいっぱいお金を使っちゃった。くそう、停電さえなけりゃ……と思ったりもするけど、買い物がストレス解消になる性格だから、あんまりガックリはしてない。ということで、これから今日ついでに買った豚の三枚肉でチャーシュー作って冷凍して、次に味千ラーメン食べるときに乗せて食べようと思う。八角とネギの風味であっさりゆで豚風に仕上げるか、甘辛く角煮風にしあげるか、悩むところだ。こういう楽しみが出来たのも、停電のおかげかもしれない。ビバ!停電! ……とは、やっぱりいかないけれども(笑)。
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書を捨て、街に出よう
 中国には年に2回、大きな休暇がある。春の五一(メーデー)の休暇と、10月の国慶節。どちらも、学生は一週間前後の休暇が出る。仕事をしてる人も、さすがに一度に全員は休めないから時期は前後するけど、この時期にまとまった休暇を貰えるところが多い。中国で働いてても、日本の企業で働いてる人は、日本の休日に準じてるだろうからそんなことはないけどね。

 しかし、この1週間の休みが、またユルユルな留学生活をさらにユルユルにしちゃうんで困る。この間に中国国内の旅行に行ったりとか、バイトに精を出したりとか、そういう充実したことをする学生はそうでもないんだけど、なんとなくどこにも行かずに、毎日大学の近くでプラプラしてたり、普段の週末と大して変わらない生活をダラダラ過ごしちゃったりすると、もうてきめん、いわゆる五月病が発病してしまう。ってことで、1週間の休暇が終わってからも学校に出てこなくて、電話でもかけたら「んー、まだ私の国慶節は終わってないから(笑)」なーんて言う輩がいる。

 留学生の中には、こういう休暇をきっかけに、引きこもっちゃう人が後を立たない。テレビゲームにはまっちゃったとか、趣味が忙しくてとかいうポジティブ(?)な理由もあるけど、中国っていう国に馴染めないとか、友達ができないとか、お金がないから外に出たくないとか(……これは私もちょっと当てはまるかもしれない)、そういうネガティブな理由で、休暇が終わっても引きこもり続け、そのままずーっと引きこもっちゃう人が多いみたい。しかもそんなのは大抵日本人なのだ、情けないことに。せっかく外国に住んでるっていうのに、そんなんじゃちょっと勿体無すぎないか!? ずーっと部屋の中にいるんなら、日本にいるのと一緒ジャマイカ! と思うわけ。

 外国語の環境の中で生活しないと、その言語は自分のものにはならない。言語とは生活するためにあるんだから。たとえ中国人の友達が出来なくてもいい、留学生と付き合ってるだけでも、社交的な人とそうでない人で、会話能力はだいぶ違ってくる。使う機会の多さ、つまり経験値で会話の力って決まると思うのだ。

 たとえば、ニナはタバコを吸わないから、「灰皿」や「1カートン」って言葉を中国語でなんていうかとか、タバコの名前を中国語でなんていうかとか(セブンスターは七星でマルボロは万宝路だとか)も、在住2年の最近になってやっと知った。だって普段、ぜんぜん使わないから。それにお酒も飲めないから、「栓抜き」も「(水とかでお酒を)割る」ってのも最近やっと覚えたし、カクテルの名前の中国語名なんて未だに全然わかんない。これって自分に関係の薄い言葉はなかなか覚えられないってことだから、やっぱり生活に密着した言葉って、中国語を使わなきゃいけない状況で聞いて・使ってを繰り返してないと覚えられないってことなのだ。

 だからニナは声を大にして言いたーい!
 人生は一回きり、留学生活も(多くの人にとっては)一回きり!
 街に出よう、友達に会おう! できるだけ、日本人以外で。
 読み書きは日本でも勉強できるけど、会話は中国でしかできないぞ!
 住んでりゃ身につくってもんじゃ、ないんだぞ!

 つうことで、今日はちょっと新人留学生に対しての寸感を書いてみた。
 これに同意!っていう老同学(古参の留学生)って、意外に多いに違いないんジャマイカ?(←ちょっとはまった)





 ところでさっきテレビ見てたら、中央電視台(中国の国立テレビ放送)で、日本対オーストラリア戦の再放送をやってた。ワールドカップが開催されてから30以上の試合があったっていうのに、わざわざこの「日本が負けた」試合をチョイスして再放送するあたり、「あー、中国人は日本が負けちゃってほんっとに嬉しかったんだろうなあ」とムカついた。大体、日本が逆転されたときの中国人解説者の喜び方ったらなかった。やな感じ。
 あと、中国人ブラジルチーム大好きね。自分ところが出場できなかったから、どうせよその国応援するなら強いところを、っていう心理なんだろうけど、CM見てりゃ中国人が黄色に緑のユニフォーム着てるし、テレビ番組出演時にわざわざ「私はブラジルチームを応援してます!」なんて宣言する芸能人もいるしで、私の友達のブラジル人は、
「いや、別にあんたらに応援していらへんから。自分のチームみたいなツラせんといてんか」
と素で言ってて笑った(笑)。
 こりゃ日本をブラジルが打ち負かすと予想されてる23日深夜の試合は中国でも視聴率が高そうだねえ! けっ。
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値切る!
 私の中国人の友人の中に、ジュリアっていう子がいる。年は24で、仕事はいわゆる夜のお仕事……とはいえオジサンにお酒をついでお触りされちゃったりするような中国ホステスじゃなくて、ディスコでお立ち台に乗ってダンスをしたり、お客さんと仲良くなって客を増やしたりする、ディスコに雇われてる盛り上げ係っていう仕事だ。
 顔は台湾の張恵妹を優しくした感じの、オリエンタルな美人で、小柄ながらスタイルは抜群、声もすごく可愛い。そして服装がすごく個性的……っていうか独特……っていうかとにかく派手。
 最初は彼女の仕事場で知り合ったから、お立ち台に上ったりする限りは、派手なステージ衣装みたいなのを着てないといけないんだろうな〜と思ってた。でもプライベートでも一緒に遊ぶようになってわかったんだけど、彼女は常に派手だった。顔が美人だから似合っちゃってるんだけど、羽がブワブワついてたりとか、スパンコールとかヒョウ柄とか、とりあえずジュリアだから許される、っていう派手派手な格好でいつも現れる。私なんかは常にカジュアルだから、そんなステージ衣装の人と一緒に街を歩くのはちと疲れるんだけども。とにかく目立ってしょうがない。

 で、ジュリアはその派手な服を日替わりで着てて、私はまだ同じ服を着てるのを見たことが無い。つまり、彼女の膨大な服のストックがあって、毎日違うのを着てるのだ。一度クローゼットを見せてもらったことがあるんだけど、それはもうものすごくデカいクローゼットで、その中にはみっちり服がつまっていた。夏物だけであのボリューム。冬物は入りきらないから、別の部屋にしまってあるとのことだった。

 だけど、彼女の毎月のお給料は、そんなに高いわけじゃない。夜の仕事でしかも働いてるディスコではすでに幹部候補とはいえ、たかだか毎月4000元(日本円で5万円ちょっと)程度だ。もちろん、若い中国人女性の中では高いほうなんだけどね。
 ジュリアの、服を買って、いいマンションに住んで、いい食べ物食べて……っていう今の生活は、その給料だけじゃ絶対に足りない。彼女くらいの美人だと、貢がせてる男も居るから、月々いくらもらってるのか知らないけど、そこから工面をしてるらしい。それでも足りない足りないと毎月こぼしてる。

 で、彼女が節約をするのはなんと一番重要とも思える衣装代なのだ。そんで、その節約の方法っていうのが厳しい値切り。例えば、ジュリアが服を売ってるお店に行くとする。最初にことわっておくけど、もちろん全国チェーンで値段が統一されてるような店じゃ値切りはできないから、個人のやってるセレクトショップみたいなところだ。

ジュ:「(コートを指差し)これいくら?」
店員:「350元です」
ジュ:「……80元でどう?」(ニナ驚愕)
店員:「!? だめよそんなの」
ジュ:「じゃあ、いらないわ」
店員:「わかった。じゃあ150でどう?」
ジュ:「80じゃなきゃ買わない」
店員:「100!」
ジュ:「は、ち、じゅ、う」(と言いつつ去る)
店員:「(追っかけてきて)わかった!80でいいわよ!」
ジュ:「じゃあ買った

 とまあ、こんなやりとりをしながら、ジュリアはバッサバッサと価格をぶった斬り、お店でついてた値段の半額以下、一部は3割以下でどんどん買っていった。店員さんも彼女の提示する値段に時には怒り、呆れながらも、最後には妥協してくる。しかし、無茶とも言えるその値段提示に妥協させる、コツは一体何なのか? ジュリアに訊いてみたところ、彼女はこう答えた。

「原価を知ってるってことが大きいわね。私は卸売りの店でもたまに1着買いで服を買うから、そのついでに、ショップに卸すときはどれくらいの値段かもきいておくの。だから大体どれくらいの値段でショップが仕入れてるか、見当がつくの」

つまり、350元のコートでも、原価が本当は50くらいだなって分かってれば、それにお店が妥協できそうな値段を上乗せしただけの価格で(その後の交渉しだいだけど)買えちゃうのだ。卸売りの業者では、個人客向けの1着売り価格と、お店に卸す卸売り価格で売る値段がだいぶ変わってくるから、卸し価格に少し上乗せした価格で購入できれば、卸売り業者で1着買いするよりも、店頭で買うほうが安く買えちゃう。ジュリアが卸業者を知ってても、そこばかりで買い物をしないのは、そういうわけだった。しかし中国の個人ショップが、そこまでぼったくりだとは(笑)。

 値切るってことが、日本人および他の国の人は慣れてない場合が多いからかもしれないけど、私が留学直後、中国語のクラスに出てたときに、読解の授業で値切りテクの文章が取り上げられてたことがある。先生の啓蒙精神だったのかもしれない(笑)。で、その文章に書かれてたポイントは、

・値段が思い通りにならなさそうだったらさっさと店から去る
・そしてあとでまた戻ってきて再交渉、を繰り返す
・買いたいことを悟られないようにする
・思ったより安かったとしても喜んではならない
・値段が折り合わなければ絶対に買わないことをアピールせよ

ってことだった。もう本当に心理戦だねこれは。あと私が付け加えることがあるとすれば、

・原価を知らないのに無茶な値段提示をするのは避けよう

ってことだね。店員さんを無駄に怒らせるだけだった(やってみたのかよ)。値切り自体は楽しいから、日本でもできたらいいのになと思う。
 外国人ってだけでお金があると思い込まれて、値切りに失敗したりすることがあるのは、すごく残念だなーと思う。今度は見た目も地元の人に見られるような格好で……って、そんな服持ってないから無理か。
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待ってたっつうの。そんで今回のも最高だっつうの。ファンク色が強いんで賛否両論みたいだけどニナ的にはそれがまたたまらんのだ。
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