ニナは中国で考えた。

中国に身を置いてみて知った、日本のこと、自分のこと、中国のこと。
素敵な国・中国!親切な民族・中国人!っていうイメージを
保持したい人は読まないほうがいいです。
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ライズ・オブ・ネイションで遊ぶ
 知ってる人には本当に今さらなんだけど、私は今「ライズ オブ ネイション」というマイクロソフト社のゲームにはまってる。どういうのかっていうと、いわゆる建国シュミレーションゲームで、プレーヤーは自分の国で国民に、資源を開拓させたり林業や農業や商業やらを研究させながら、太古から現代まで文明を高めていくっていうゲームだ。
 目標をゲーム開始前に設定して、その目標に達したら(又は敵に先に達成されたら)ゲーム終了。いろんな目標を立てることができて、全世界征服なんてのから、領地の広さをどこまで広げるかとか、名所遺跡をどんだけ建築するか、なんてのもあって、プレーヤーがそれぞれ好きなタイプの遊び方ができるのが魅力だ。
 もちろん隣の国に攻め込んで征服したり、外交したりもできるし、軍事が発達すれば核兵器だって作れちゃう。最終的には人工知能なんてのもあって、軍隊や市民をすぐに生産できたりなんかして、けっこう怖い未来が垣間見れる(笑)。

 もともとは私の彼氏がやってたゲームなんだけど、彼は一発で都市が一つ壊滅してしまう核兵器が面白いらしく、ばんばかきのこ雲をあげてた。だから私は最初、これは核兵器ゲームなんだと勝手に思ってたくらいだ。核兵器も使いすぎると世界の終わりが来ちゃうし、相手の国も持ってると撃ち込めないんだけど、十何発かまでは通常の兵器と同じように使える。こういう安易に核兵器が使えるゲームを開発しちゃうあたり、さすがはアメリカの会社だわね。そしてきのこ雲あげて喜んでる彼にワタクシが一言、
「あんた、日本が世界唯一の被爆国だって知ってる……?」
とイヤミたっぷりに言うと、
「えっ、まじで? 日本だけなの?」
と素で返されてしまった。問い詰めたら、学校でも習うのは大体南北アメリカの歴史だけで、あんまり知らないとのこと。そういやこの人、私が説明してあげるまで、日本の総理大臣と天皇の違いもイマイチわかってなかったんだったっけか。お国の教育のせいかもしれないけど、南米の人はこうした戦争のことに関する認識が低いみたいだ。核兵器に被爆するとどういう結果をもたらすか、ってこともほんのちょっとしか知らない。でも知らないことは知りたがるんだよね。そういう態度はすばらしいと思う(笑)。

 そこで、私も復習をしながら核兵器の怖さについて講義することになった。資料はネットで探し、写真やYou Tubeの映像なんかも交えながら、ヒロシマ・ナガサキの被害について語った。実はニナは中学の修学旅行で広島に、高校の修学旅行では長崎に行って、それぞれの原爆資料館を見学したことがある。学校主催の旅行だったから、実際に被爆した方の話も聞いたことがある。そういうのを思い出しながら、拙い中国語で一生懸命説明した。
 そしたら、彼はもうこのゲームであんまり遊ばなくなっちゃった。遊んでる時でも、使うと自己嫌悪を感じるから、と言って核兵器は絶対に使わなくなった。

 で、私はどういう遊び方をしてるかって言うと、非暴力設定にして戦争が起こらないようにして、ひたすら文明をすばやく発達させるというだけのモードで遊んでる。国家の財政と資源をやりくりしながら、いかに速く現代まで到達できるか。これがなかなか楽しくて、いまやけっこうな腕前に(笑)。たまに一人遊び設定にして、敵国家数ゼロ、自分とこだけで文明を育ていくという、非常に不毛な遊び方なんかをやってると、「何が楽しんだか」って呆れた顔で見られるけど、それでもいいもん。のんびり国を育てるのって、楽しいんだもの。

 しかし、最初に育てる民族を選ぶとき、「中国人」を選ぶと、特色として「市民と商人の生産が即時にできる」(本来はちょっと時間がかかる)っていうのがあるんだけど、アメリカ人はやっぱり中国人のことをそういう風に見てるんだな。人口はぞろぞろ沸いて増えるし、どこにでもすぐに商売に行く……と。まあ、間違ってないかなと思うのは、私だけではあるまい。
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W杯とブラジル人と野球
 中国も、ご多分に漏れずサッカーのワールドカップで盛り上がってる。自分とこのチームは参加してないにもかかわらず(笑)。
 とりあえず何でも人の興味を引くものは商売にしちゃうってことで、街中でも「世界杯」の文字が躍っている。レストランやファーストフード店はワールドカップにちなんだキャンペーンをやったり、新商品を出したりして便乗してる。
 人々のほうも、最近街中でサッカーのユニフォームを着て歩いている人をやたらと見かけるようになった。日本ではそんなファッションなかなかお目にかかれないけど、普通に上下サッカーチームのユニフォームでお出かけしてるんだな。別にサッカーの試合の帰りってわけでもなく、普段着、お出かけ着として着てる。
 どうも人気があるのはアルゼンチンの水色と白のしましまと、ブラジルの黄色いの、それとACミランの赤と黒のしましまで、それぞれ背中に背番号と選手の名前がかかれてる。私はサッカーはぜんぜん詳しくないから、これは人から教えてもらったんだけど、こういう中国人が着ているサッカーのユニフォームを見てると、その背番号と名前ってちゃんと一致してない(つまり適当な名前と数字を組み合わせてる)ってことが多いらしい。つまりニセモノだからだ。

 そんで、今回日本はブラジルと予選で対戦することになってるから、その日本対ブラジル戦を日本人とブラジル人で一緒に見ようということになった。中国でも生中継があるはずだから。応援も日本対ブラジル、絶対負けないぞー! ってことで、時間を調べてみたらドイツの現地時間の午後9時、つまり中国の時間では夜中の3時になる。これって実現するかしら? とか思ってたら、私以外の人々は意外にやる気まんまんで、パタパタパタ〜っと予定が組まれてしまった。もうこれは行くしかない。
 でもブラジルって強いんでしょ? 五回も優勝してるチームなんでしょ? それに日本が勝てる見込みってあるの? とブラジル人に訊いてみたら、
「でも日本ってジーコが率いてるんでしょ。あの人はすごい人だったんだよ。それに今はすごく強くなってるらしいし、ブラジルと引き分けたこともあるんだよ」
とのこと。へーぇ、さすが国技がサッカーのブラジル人、詳しいねえ。

 でも私は知ってるのだ。彼はサッカーや自分の好きなバスケについては詳しいけど、野球のことはぜんぜん知らないってことを(笑)。

 私ら日本人はプロ野球が人気あるし、学校の体育でも野球かソフトボールって誰でも習ったことがある。「タッチ」やら「ドカベン」やら、昔から野球漫画の名作もあるし、アニメで放映もされてる。だから、みんな大体のルールは分かってる。9対9で試合をして、球を打って塁に走って、ホームまで帰ってきたら1点。3アウトでチェンジ。
 だけど、本当にまったく、野球を知らない人にルールを説明したらどうなるか? それはもう、ぜんぜん知らない人ならではの面白い質問が連発なのだ。

「まず、ピッチャーが投げる、それをバッターが打つ、打てたら1塁へ走るんだよ」
と説明したら、
「えっ!? バッターが1塁へ行っちゃったら、次は誰が打つの!?
「……(唖然)……そりゃ次のバッターでしょ」
「その次のバッターって誰?
「……(唖然)」

とか、

「1塁まで走るっていうけどさ、ホームから1塁までって短い距離じゃない?」
「短いかなあ? それで?」
「じゃあさ、絶対に球より早く1塁につくでしょ
「絶対とは限らないよ。どこに打った球が行くかどうかもわからないし、球を投げるほうが人間が走るスピードより速いじゃん」
「そんなことないよ! 大体、力いっぱい打てば必ず遠くまで飛ぶじゃない」
「打てるとは限らないんだよ」
なんで!?

とか、もう堂々巡り。
しまいにゃ私がギブアップして、もうルールの説明をしたくなくなっちゃった。自分が理解してることでも、まったく知らない相手に説明するのって難しいもんだ。なんて、今日もこうして異文化交流の面白さを知った。
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フェリス・コンプレアニョス
 今日の夕ご飯に、昼に出前を取ったのにそっくり一人前残しちゃった腸粉(飲茶の上品なアレとはちょっと異なる、ワイルドにデカい腸粉)をレンジで暖めて食べつつ、飼い猫がリビングをうろちょろしてるのを眺めてたら、急に座り込んで痙攣みたいな動きをし始めた。なんかもう、上半身が大きくビクッ、ビクッとしてて、肩が上下してる。なんだありゃ? と続けて眺めてたら、オエッと猫が吐いた。毛玉を吐いてただけだった。時々吐いてるのは知ってたけど、吐く場面を目撃したのは今日が初めてだったから、ちょっとびっくりしちゃった。

 猫が毛玉を吐くとは言っても、口から出てくるのは別にホコリのかたまりみたいな「毛玉」じゃない。嘔吐物の中に毛が混じっているってだけだ。うちは毛玉排出を助ける草を食べさせてるから、吐くときはそれを食べた直後が多い。というわけで、出てくるものは緑色した草と、あとのほとんどは飲んだ水や胃液や食べたもの。掃除するのもあまり気分がいいものじゃない。
 うちの猫は毛玉を吐く場所を必ず「リビングのソファーのそば」って決めてるみたいで、いやでも目立つ場所だから、吐いたら必ずすぐ見つかる。おかげで洗濯しづらいものの上に吐かれたり、乾いてしまってからふやかして掃除するなんて手間は省けて助かるんだけど、通ることも多いからうっかりスリッパで踏んづけることもしばしばなんだよね。

 とにかく、食事中に猫とはいえ嘔吐する場面を見てしまったので、食欲がすっかり失せてしまって、食べてた腸粉はもう捨てられることになった。3元も無駄遣いしちゃった。あれが毛玉を吐く動作だって知ってたら、見ることもなかったのに……とちょっと悔しいのだ。

 そんなこんなで、夕ご飯がまともに胃に入らなかったから、夜の11時頃になって急にお腹が空いてしまった。普段なら我慢するか、インスタントラーメンでも作って食べるかするんだけど、なんとタイミング良く友人のペルー人から電話がかかってきて、路上の焼き鳥ならぬ焼き羊(串に羊肉がちょこっとずつ刺さってて、20本で5元)で一杯やろうという。
 場所は近所の路地だったし、もうすでに窓からその羊肉を焼くにおいがほのかに漂ってきてたから、俄然食べたくなっちゃって、即座にオーケーした。ついでにルームメイトともう一人パラグアイ人も急遽集めて、4人で飲みに行った。でも私を除いたみんなが翌日朝から授業だったんで、お酒は無しになって結局コーラで一杯ってことになった。

 意外に混んでたんでなんとかやっと席を4人分確保して、道の隅っこで低いテーブルを囲んで飲み始めた頃に、ペルー人の携帯が鳴った。どうやら南米メンバーの一人がかけてきたらしく、スペイン語で受け答えしている。それに、なぜか「グラシアス(ありがとう)、グラシアス……」を連発。そんで、携帯から漏れ聞こえたのは、「フェリス・コンプレアニョス(誕生日おめでとう)」……。
 ああ、今日はペルー人の誕生日だったのだ。なんてことだ、同席していた3人全員が忘れてたのだ。そうだよね、おかしいと思ったんだよね。なんで急に飲みに行こうなんて電話がかかってきたのかって。

 実はペルー人の子は最近長く続いてた彼女にふられてしまって、週末に友人と出かけることが無ければ外に出ることもなく、ひきこもり気味のうら寂しい日々を送っていた。それなのに私たちに受けたこの仕打ち……。誕生日に祝ってもらうために自分で友人を誘わねばならず、しかも自分からは言い出すのもなんだからみんなが気づくまで黙ってたのだ。もし気づかれなければ、そのまま黙ってたことだろう。その上、私なんかは夜に出かけるのが面倒な人だから、もし今夜偶然お腹が空いてたのでなかったとしたらば、この誘いを断っていたに違いないのだ。ううん、反省。彼の誕生日だけはちゃんと気をつけてあげるべきだった。

 もちろん今日は誕生日プレゼントなんて用意しちゃいなかったから、とりあえず今日のお代はペルー人以外の3人でもつことにして、プレゼントは後日渡すことにした。プレゼントは絶対に必要だ。だって、彼は私の誕生日にすてきなマグカップをプレゼントしてくれてたんだもの。……ああ、本当私って最低かも。

 非常に申し訳なく思いながら家路に向かう途中(つってもめちゃ近いんだけど)、今度は酔っ払いが吐いてるのを見かけた。夕方猫が吐いてるのを見て、夜中に人間。でも今回は食べてる最中じゃなくてまだましだ。まったく、毛玉を吐く必要も無いのに人間はわざわざ……。なんて思いながら、ペルー人へのプレゼントを何にしようか考えるニナだった。


 Hector, Feliz cumpleanos~
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待ってたっつうの。そんで今回のも最高だっつうの。ファンク色が強いんで賛否両論みたいだけどニナ的にはそれがまたたまらんのだ。
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